SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)研究会

研究会の名称

実用グループ

研究会プログラムオフィサー
氏名: 高尾 正敏
所属: 大阪大学未来戦略機構
研究会連絡先(問い合わせ窓口)
氏名: 若林 裕助
所属: 大阪大学
住所: 〒560-8531 大阪府豊中市待兼山町1-3
電話 / FAX: 06-6850-6456
e-mail: wakabayashi(at) mp.es.osaka-u.ac.jp

研究会グループの概要、活動目標

「実用」研究グループでは、実用材料の開発加速に向けて、実用上未解明の技術ボトルネックに真正面から取り組むために、背景のサイエンスをきちんと研究解明すること、そのために最先端の放射光装置を徹底的に使いこなすことを基本精神とした組織作りを行う。活動内容は以下に例示する5つのテーマについて当面集中的に取り組むことにより、新規参入のユーザー候補を加えて、新たなユーザーコミュニティを形成することを活動目標とする。

具体的なアウトプットは研究グループ内での検討後、研究グループとしてSPring-8共同利用制度に相応しいテーマを、「新分野創成利用課題」への利用申請を目指すことを目標のひとつとする。

集中的に取り組む研究テーマ候補案
  1. 二次電池、燃料電池の性能向上を目指した、溶媒和、イオンダイナミクスなどミクロとマクロをつなぐピコ秒~フェムト秒の固液界面等の動的物性の解明
  2. 省エネ、省資源ものづくりを目指した、触媒の構造と反応ダイナミクスの解明
  3. 有機エレクトロニクス材料の性能向上を目指した、有機薄膜界面の構造と物性の相関の解明
  4. 人工光合成を目指した、無機系材料の固液界面物性の解明
  5. 食や暮らしの安全安心を目指した、食糧に含まれる微量元素の研究
  6. 研究テーマについては、暫定的なものであり、冒頭の趣旨に適っておれば、新たなテーマをアップすることが可能です。

研究グループの活動履歴と今後の計画
  • 2015年9月 7日:
    実用グループ第1回準備会を阪大基礎工未来研究センター セミナー室にて開催

  • 2016年3月28日:
    第1回SPRUC分野融合研究(実用)ワークショップを阪大にて開催

  • 2016年8月19日:
    第3回 実用スピントロニクス新分野創成研究会を東京大学本郷キャンパス 工学部11号館講堂にて開催予定

研究グループの参画方法

本研究グループは2015年度中にコアメンバーによる組織作りを行い、2016年度より、以下の条件のもとに新規メンバーの参画を募る予定である。

  1. 各メンバーは各ミーティング、ワークショップ等の活動に参加する場合、必ず自身の研究に関する発表を行う。(情報収集のみの参加は受け付けない。)
  2. 各ミーティング、ワークショップ等における情報は全て非公開とし、参加者は全員秘密保持に関する申し合わせ事項に署名する
  3. 3.但し、グループの活動経過については、適宜SPRUCメンバーに公表する。

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