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SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)研究会


研究会の名称

X線分光利用研究会

研究会連絡先(問い合わせ窓口)

氏名: 朝倉 博行
住所: 〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
電話: 06-4307-5427
email: asakura(at)apch.kindai.ac.jp

研究分野

生命科学・物質基礎 ・ 物質応用 ・ 計測

関連するビームライン

BL01B1, BL14B2, BL17SU, BL25SU, BL27SU, BL36XU, BL37XU, BL39XU

研究会の概要、活動目標・目的

X線分光(X線吸収・発光分光,蛍光X線分光など)は,固体物性,材料・デバイス開発,触媒科学,環境科学,地球科学などの幅広い分野における汎用性の高い分析ツールとして,産学界の多くの研究者に利用されている.X線分光の基礎的な概念は確立しており,現在では高いエネルギー・時間・空間分解能,他の計測技術と組み合わせた新しい同時計測などの実験技術の高度化やデータ科学的なアプローチが進んでいる.しかし,これらの計測・解析技術の普及は十分ではないのが現状である.本研究会では,X線分光を初めて利用するSPring-8ユーザへ間口の広い情報提供を行うと共に,最新計測技術を含むX線分光を用いた高度利用研究の推進と拡大を図り,SPring-8からの優れた成果創出に貢献することを目的とする.さらに、SPring-8 IIを初めとする次期放射光光源で期待するビームライン性能やそこで展開する新しいサイエンスを提言し,次期光源計画の推進に貢献することを目的とする.この実現に向けて,以下の活動を行う.

  1. X線分光の計測技術および解析手法のノウハウや得られた研究成果を,本研究会や学会等を通じて利用者および潜在的利用者に提供し,更なる利用研究の展開と利用者の拡大に貢献する
  2. 利用者側からの協力・提案や共同研究を積極的に行うことにより先端的X線分光計測手法開発の加速に貢献する.
  3. データ解析においては,相補的な分析手法により得られる情報を統合することだけでなく,理論計算やデータ科学の発展も著しい.本研究会ではこれらの研究に携わる研究者との研究交流・連携を行う場を設ける。
  4. 日本XAFS研究会等と連携し,X線分光関連ビームラインおよび次期放射光光源・ビームラインへの利用者の要望や新しい利用研究の提言を取りまとめ,施設側へ働きかける.


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