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SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)研究会 |
研究会の名称 構造物性研究会
研究会の概要、活動目標・目的 これまで、SPring-8における構造物性の研究は、強相関電子系物質、フラーレン関連物質、ゼオライト、ヘビーフェルミオン関連物質等の新奇な物性の起源にかかわる結晶構造の特徴を解明するために行われ、物理学・化学・地球科学などの幅広い分野にわたる多くの研究者により多数の成果を輩出してきた。SPring-8 の建設から10年以上が経過し、測定法やデータ解析法の急速な進展により、SPring-8の構造物性研究への要望も単純な結晶構造解析にとどまらず、回折・散乱、分光、イメージングなどの手法を組み合わせた多角的な計測や、温度、光、圧力、ガス雰囲気などの外場に対する応答を調べるダイナミクス研究へと、SPring-8の持つ光源の特性を生かした先端研究へと様変わりしつつある。 本研究会の主な活動内容としては、 1)SPring-8のパルス特性を利用した外場と同期した時分割測定といった構造ダイナミクスの研究 上記のような本研究会の活発的な活動により、先導的な構造物性研究を実現し、様々な材料・物質群の構造物性の普遍的な研究技術基盤を創り出すことにより、研究分野や材料の異質性を解消し、分野の横断的融合を目指していきたい。 |