原子分解能ホログラフィー研究会

• 主 催：SPRUC原子分解能ホログラフィー研究会
• 日 程：2018年8月25日（土）10:45 - 12:00
  SPring-8シンポジウム2018サテライト研究会として開催
• 会 場：兵庫県立大学　姫路工学キャンパスA棟2階　小講義室II_A205室
• 趣 旨：構造情報は材料合成の基本的な指針を与え、また、新規材料は構造解析技術の開発を促してきた。 このように、構造解析と材料合成は互いに刺激し合って発展を遂げている。 しかし、近年、両分野の高度化は目覚ましく、必ずしも互いに最先端の事情に精通しているわけではない。 材料合成の分野では、多種多様な元素の組み合わせによって日々新しい物質が合成されているとともに、 合成法の工夫により平衡状態では実現できない物質も得られている。構造解析の分野では、 量子ビームを駆使した様々な測定技術が開発されているだけでなく、理論計算との併用によって詳細な構造情報を引き出すことが可能になっている。 このような背景から、両分野間の緊密な情報交換が求められている。 　本会合では、SPring-8シンポジウム2018のサテライト研究会として、材料合成の最前線で活躍されている研究者をお呼びし、 誘電性、磁性、熱電性など様々な特性を有する材料や非平衡状態で得られる機能性物質について、合成法や構造評価についてお話し頂く。 さらに、大規模な第一原理計算用いた構造解析についても、第一線の研究者に講演をして頂く。講演者との意見交換を通じて、本研究会の有する最先端の構造解析が提供できる知見や解析技術開発の方向性について議論し、今後の連携に繋げていく。