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不規則系機能性材料研究会

  1. 日程:2024年10月29日 13:00 - 17:50、10月30日 9:30-11:45
  2. 会場:名古屋工業大学 4号館2階会議室3、 Zoom開催(ハイブリッド開催)
  3. 主催:SPRUC不規則系機能性材料研究会
  4. 共催:科研費・学術変革領域研究(A)「超秩序構造が創造する物性科学」
  5. 申込み:https://forms.gle/enXZ6gaaaXxaFDCx9 10/22締め切り
  6. 趣旨:量子ビーム実験と構造解析法の発展により、非晶質の一見無秩序な原子配列に潜むナノスケール構造や結晶の周期的な原子配列中に形成される局所的なクラスター構造が、先端材料の優れた機能の起源であることが明らかになっている。不規則系機能性材料研究会では、このような「完全秩序」と「完全無秩序」との間に存在する中間構造(超秩序構造)の解明と体系化に取り組んでおり、先端材料開発の基盤になりつつある。SPring-8における超秩序構造の研究はSPring-8の高エネルギーX線回折ビームラインBL04B2を中心に実施されてきたが、同ビームラインの利用も25周年を迎え、今後、更なる発展が期待される。  このような背景を受け、不規則系機能性材料研究会は「超秩序構造が創造する物性科学」と連携して、機能性材料に潜む超秩序構造を主題とする研究会を企画した。特に、超秩序構造の計測法の原理と近年の発展、最先端構造モデリング法および特徴量の抽出ツールについてご講演いただき、先駆的研究への展開に向けた議論を行う。 .

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10月29日 - -
13:00-13:45 『量子ビーム回折』 小原 真司(NIMS)
13:45-14:30 『粉末回折からアプローチする全散乱』 加藤 健一(理研)
14:30-15:15 『Atomic XAFS (AXAFS) の理論的研究』 畑田 圭介(富山大学)
15:15-15:35 休憩 -
15:35-16:20 『BL04B2のPDF計測変遷とLiイオン伝導ガラスの研究』 尾原 幸治(島根大学)
16:20-17:05 『ゼオライトのトポロジーを有する非晶質シリカの構造解析』 正井 博和(産総研)
17:05-17:50 『非晶質アルミナの構造と新たな展開』 橋本 英樹(工学院大学)
10月30日 - -
9:30-10:15 『高密度シリカガラスの構造』 小野寺 陽平(NIMS)
10:15-11:00 『パーシステントホモロジーによる形のデータサイエンス:アモルファスへの適用例を中心に』 大林 一平(岡山大学)
11:00-11:45 『オングストロームビーム電子回折による非晶質材料の局所構造解析』 平田 秋彦(早稲田大学)

[ 研究会担当者の連絡先 ]
小野寺 陽平(NIMS、不規則系機能性材料研究会代表)
木村 耕治(名古屋工業大学)
北村 尚斗(東京理科大学)E-mail: naotok(at)rs.tus.ac.jp