高圧物質科学研究会, 地球惑星科学研究会 合同研究会

日 程: 2023年2月27日(月) 10:00-16:00
会 場: オンライン開催
主 催: 高圧物質科学研究会, 地球惑星科学研究会
概 要: 高圧物質科学研究会・地球惑星科学科学研究会に所属する会員の最新の研究成果の発表と将来に向けた技術開発,ビームライン報告などを行う.例年,高圧物質科学研究会と地球惑星科学研究会は合同で研究会を開催しており,高圧科学の将来展開を議論してきた.今年度もこの活動を継続する.今回は両研究会に関わる最近の成果の講演と次期光源を見据えたビームラインアップグレードに関するセッションで構成されるプログラムを企画した.ビームラインアップグレードに関するセッションでは高圧科学とも関係の深い分光分野のBL39XUアップグレードに関してと大容量プレス装置による白色X線利用の今後に関して情報や課題等の共有を図るとともに,今後の研究展開に関しての議論を行う。
《 プログラム 》
午前の部 【最近の本研究会に関わるSPring-8での成果】
10:00-10:30 「地球中心圧力までの鉄とニッケルの状態方程式」 平尾 直久(JASRI)
10:30-11:00 「BL14B1における高圧水素科学研究の動向」 齋藤 寛之(QST)
11:00-11:30 「圧力で拓く負電荷水素(ヒドリド)をふくむ新しい層状酸化物 -新物質合成と新物性探求-」 高津 浩(京都大学)
11:30-12:00 「はやぶさ2キュレーションの成果と将来サンプルリターン探査への展望」 臼井 寛裕(JAXA)
午後の部 【施設報告】
13:30-13:50 「BL04B1施設報告」 肥後 祐司 (JASRI)
13:50-14:10 「BL10XU施設報告」 河口 沙織 (JASRI)
14:10-14:20 「ガルバノスキャンUVレーザーについて」 福井 宏之 (JASRI)
14:20-14:40 「討論」
休憩
【BLアップグレードに関するセッション】
14:50-15:15 「BL39XU アップグレード計画」 河村 直己(JASRI)
15:15-15:40 「次世代放射光源を利用した大容量高圧実験の未来についての研究会(12/13開催)報告と討論」 河野 義生(愛媛大学)
15:40-16:10 「総合討論」

*お問い合わせ先*

石松直樹 / 高圧物質科学研究会 ishimatsunaoki(at))hiroshima-u.ac.jp 

太田 健二 / 地球惑星科学研究会 k-ohta(at)geo.titech.ac.jp