物質における高エネルギーX線分光研究会
日時:
2013年9月8日(日)16:00〜18:00
会場:
京都大学化学研究所・共同研究棟2階ブレムストーミングルーム
(
SPring-8シンポジウム2013のサテライト研究会
)
目的:
現 在、ドイツ、フランス、スイス、日本が参加し国際プロジェクトProject of FP initiative(FPはFundamental Parameterの略)を進めていて、日本では京都大学伊藤研究室が中心になり活動を始めている。X線分光学の基本パラメータを高精度で取得することを目的とし、SPring-8の利用成果が期待されている。本研究会は主要実験機器である2結晶分光器を設置固定するべきビームラインを持っていないため、ビームライン選択の困難、分光器の実験時毎の移動、設置、調整に伴う非能率作業、最適実験条件選択の困難など幾多の問題を経験している。これらの不合理運営を改善し、国際貢献の実績を挙げるための対策を議論する。なお、本研究会が所持する2結晶分光器の利用による成果は国際的にも評価され、上記国際プロジェクトでも取り上げられている。同分光器の性能に関しては下記のWebに示されている。
参考まで:
http://www.spring8.or.jp/ext/ja/iuss/htm/text/06file/safety_security_anal_eval-1.htm
「茶葉中に含まれる金属元素の蛍光X線分析について」
伊藤 嘉昭(京都大学)・木下 彩((株)福寿園CHA研究センター)
http://www.spring8.or.jp/ext/ja/iuss/htm/text/12file/glass_ceramic/4th/index.html
「X線発光分光による化学状態の評価」伊藤 嘉昭(京都大学化学研究所)
プログラム
研究会経過報告
研究会の活動内容について
研究会将来計画(構想)について:特に、Endステーションに設置要望の分光器についての案
SPring-8 次期計画に関する事項
SPring-8 のビームラインに関する事項:3)を行うためにビームラインとしての要望
登録機関JASRIが利用促進のために実施する研究開発に関する事項