構造物性研究会
日時:
2015年1月10日 10:00 - 12:30
会場:
立命館大学 びわこ・くさつキャンパス内 「エポック立命21」K310会議室
目的:
本会合は、SPring-8で展開される硬X線を用いた構造物性研究について会員間で情報を共有し、今後の展望について議論するために、SPring-8の先端活用研究の紹介とBL担当者によるBLの今後の高度化計画についてお話しをいただきます。それらに基づき、今後の構造物性研究におけるSPring-8の利活用について会員の意見を集約します。
現在、BL02B2粉末構造解析ビームラインにおいて、大型デバイシェラーカメラに迅速に回折データを測定できる一次元検出器を取り付け、従来のイメージングプレートによる検出器と併用できるようにする回折装置の改造計画が進んでいると聞いています。この検出器は2015年のビームタイムから一般ユーザーに供されるとのことです。今回の会合では、この改造計画に対して会員の意見を聞き、計画への反映についても議論されます。
プログラム
10:00-10:05
開会の挨拶 第二期研究会発足について
黒岩 芳弘(広島大学)
先端活用研究の紹介と利用研究の展望
10:05-10:35
電池分野における回折&散乱実験と放射光実験に対する要望
福田 勝利(京都大学)
10:35-10:55
単結晶時分割構造解析実験の現状と将来展望
青柳 忍(名古屋市立大学)
10:55-11:15
今後の物質科学の方向性について
有馬 孝尚(東京大学)
ビームラインの高度化計画
11:15-11:30
BL40XUの現状について
安田 伸広(JASRI)
11:30-12:00
BL02B1の現状とBL02B2の改造計画について
杉本 邦久(JASRI)
11:55-12:30
全体討論