機能性材料ナノスケール原子相関研究会

主催：SPRUC 機能性材料ナノスケール原子相関研究会
日程：2017年9月3日（日）10:00 - 17:00
会場：広島大学東千田キャンパス東千田未来創生センターM201
趣旨：SPring-8シンポジウム2017のサテライト研究会として、セラミックスを中心とした機能性材料（ガラス、融体、ナノ粒子、ナノ構造材料など）の二体相関およびそれを超えたスケールの構造を主題とした研究会を実施する。特に、XAFS、X線全散乱および異常散乱、中性子散乱、大規模理論計算といった実験・解析手法と二体相関に潜んだ相関の抽出法に着目し、これらを駆使した最先端の基礎研究の成果と応用研究への展開について議論する。

10:00-10:45：量子ビーム実験、構造モデリング、トポロジカル解析を併用した不規則系物質の構造解析
小原真司（物質・材料研究機構）
10:45-11:30：原子対相関関数を用いた圧電固溶体の局所構造解析
横田紘子（千葉大学）
11:30-12:15：X線タイコグラフィ―XAFSによるナノ構造・機能解析
高橋幸生（大阪大学）
13:30-14:15：放射光・中性子・NMRを用いたリン酸塩ガラスのネットワーク構造解析
小野寺陽平（京都大学）
14:15-15:00：時間分解・空間分解XAFS法を用いた反応解析
○片山真祥、稲田康宏（立命館大学）

15:00-15:15：休憩・交流
15:15-16:00：高エネルギーX線回折・X線吸収分光を相補的に用いた燃料電池用Ptカソード触媒の構造解析
○内山智貴¹，高橋勝国¹，尾原幸治²，中本康介¹，山本健太郎¹, 谷田肇³，今井英人³，横山浩司⁴，菅原生豊⁴，篠原和彦⁴，大木真里亜⁴，内本喜晴¹ (京都大学¹，JASRI²，日産アーク³, FC-Cubic⁴）
16:00-17:00 ：SPring-8次期計画に向けた総合討論
17:00 ：閉会
17:30 ：懇親会