- 日 時:2019年8月29日(木)15:00-17:00
SPring-8シンポジウム2019サテライト研究会として開催
- 会 場:岡山大学津島キャンパスSPRUCサテライト研究会場
- 主 催:ソフト界面科学研究会
- 開催趣旨:SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)のソフト界面科学研究会は、SPring-8の高輝度放射光を利用したX線反射・回折・吸収などの多彩な手法を駆使し、ソフト界面(液/液、気/液界面)とそこに形成されるソフトな分子薄膜の構造や挙動を研究対象としています。あるがままの時空間で計測・解析するための基盤技術を構築するとともに、研究者間の情報交換や討論などを通じてソフトな界面が関与する系の先端学問を創造することを目指しています。
BL37XUの溶液界面X線反射率計は、当研究会の要望により設立され、これまでオリジナリティの高い研究成果を多数輩出しています。最近では、J-PARCのビームラインで液液界面の中性子反射率測定が可能となりつつあり、本研究会でも積極的に中性子の相補利用を行っていきたいと考えています。そこで、今回は「中性子との相補利用」をテーマにSPring-8シンポジウム2019の前日に下記研究会を開催します。ご参集いただけますと幸いです。
についてのご紹介と「SPring-8のソフト界面計測に期待すること」について語っていただいた後、現状の測定系でできることできないこと、研究開発ニーズについて話し合いたいと思います。ご参集いただけますと幸いです。
https://www.phys.kindai.ac.jp/laboratory/yano/page1/SPring-8シンポジウム2019サテライト研究会.pdf
プログラム
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活動報告 矢野 陽子(近畿大学 総合理工学研究科理学専攻)
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「中性子反射率法によるナノ構造解析の現状」 阿久津 和宏(総合科学研究機構(CROSS)中性子利用センター 研究開発部)
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「X線と中性子線の反射率で調べるイオン液体の界面構造」 西 直哉(京都大学 工学研究科物質エネルギー化学専攻)
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討論 谷田 肇(日本原子力研究開発機構・播磨事務所)
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*研究会担当者の連絡先*
矢野 陽子(近畿大学) email:yano(at)phys.kindai.ac.jp