開催日: 2025年3月17日(月) 時間: 9:30 - 12:00
場所:オンライン
表面界面・薄膜ナノ構造研究は、対象物質が多様多岐にわたる点が特徴のひとつである。それゆえ、これまでにない試料環境や特殊装置の開発・発展が新しい発見に繋がることは異論をまたない。放射光を含む量子ビーム施設においても同様である一方、施設側が用意できる試料環境には限りがあることも事実である。ここにユーザが試料環境装置を持ち込んで実験を行う意義が出てくる。今回の研究会では、極低温X線回折や超低温表面といった特殊環境、産業につながる紡績の放射光実験、種々の量子ビームを組み合わせた低温構造研究など幅広い分野の成果を共有するとともに環境装置の観点から議論し、放射光実験における共通の問題点や施設への要望をとりまとめたい。
[ 研究会担当者の連絡先 ]
山口 明(兵庫県立大学):yamagu(at)sci.u-hyogo.ac.jp
田尻 寛男(JASRI):tajiri(at)spring8.or.jp