SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)研究会

研究会の名称

核共鳴散乱研究会

ホームページ

代表者、副代表者

代表者
氏名   瀬戸 誠
所属   京都大学 原子炉実験所
連絡先   〒590-0494 大阪府泉南郡熊取町朝代西二丁目
  電話番号 / FAX番号 : 072-451-2445・072-451-2631
  seto (at) rri.kyoto-u.ac.jp
副代表者
氏名   三井 隆也
所属   日本原子力研究開発機構
連絡先   〒679-5148 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
  電話番号 / FAX番号 : 0791-58-2701 PHS:3831・0791-58-2740
  taka (at) spring8.or.jp

研究会の概要、活動目標・目的

 核共鳴散乱現象を利用した以下のような測定法による多岐の分野における研究を発展させるための活動を展開する

 ・放射光メスバウアー分光法(同位体を特定して磁性、価数、電子構造の測定が可能?RI線源では困難な超高圧下測定や薄膜測定が可能)
・核共鳴非弾性散乱法(同位体を特定したフォノン状態密度測定が可能。特に試料中の微量元素の測定も可能、また酵素系などにおける活性中心の振動モード解析も可能,etc)
・準弾性散乱測定法(ns-10μsに渡る分子運動をÅオーダーの微視的構造と対応させて測定が可能、他の核共鳴散乱法と異なり試料に共鳴同位体を含む必要がない)

 これまでに核共鳴散乱法を利用したことのない研究者に対して、具体的な測定手法や解析手法を含む研究についての紹介や協力を積極的に行うことで容易にアクセス出来るようにする事を大きな課題として取り組む。また近年開発された分光法については既存ユーザーも含めて、その測定法および解析法についての紹介および普及に努める。また、SACLAやSPring-8 IIなどの新光源の利用も視野に入れた最先端研究実施のために、新たな測定手法や解析手法についての提案に対して、研究会として緊密に協力して議論を行うと共に、最新の研究内容および問題点を発表し議論することで、最先端研究を展開することを目指す。


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