1.SPring-8利用者懇談会の活動方針
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松井会長より以下の活動方針が述べられた。
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1)利用懇の増強について
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企業関係の会員の増加が急務である。
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2)SGの見直しについて
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検討の結果、今回は大きな改革は見送り、1SGの解消のみにとどめる。また、新たに「ランダム系物質高エネルギー散乱」「表面電子物性」「精密構造物性」「X線非線形光学」の4SGを発足させ、合計で39SGとなった。
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3)幹事の増員について
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会員増や企画増のため、行事、利用幹事をそれぞれ1名増員し、行事幹事2名、利用幹事3名の体制とした。
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4)主要専門委員会委員候補者の推薦について
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「利用研究課題選定委員会」「専門施設検討委員会」「技術支援方策検討委員会」への候補者の推薦依頼がJASRIからあり、人選を運営委員の方々に依頼し、その結果を利用促進部門長へ提出した。
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5)以下の要検討課題の整理を行なった。
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・SG世話人の役割
・情報交流の場の確保として、利用懇のホームページを開設する。
・研究広報活動への協力の形態
・将来の利用技術の発展について施設側との討議を促進する。
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2.JASRIからの現状報告
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植木利用促進部門長より以下の現状報告が行われた。
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1)研究広報について
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第II期課題の研究報告書の中から選別した利用研究について、現在、研究広報ワーキンググループで査読中である。平成11年3月には研究ハイライトとして完成させる予定である。
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2)新しいビームライン(2本)について
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3)ボーナスシフトについて
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平成11年の第1サイクルでボーナスシフトを計画している。
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3.各幹事報告
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庶務幹事
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・運営委員選挙の結果、10名の新運営委員が選出された。
・会員増強のため、ホームページに勧誘情報を載せるとともに、「SPring-8利用者情報」に申請書を折り込む。
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行事幹事
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・開催中の合同シンポジウムの現状報告があった。
・材料と生物関係のワークショップを3月4日5日にSPring-8管理棟講堂とリング棟中央会議室で開催する。
・産業界が中心となる勉強会を行事幹事が係る形で企画する。
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会計幹事
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・議題5参照。
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編集幹事
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・「SPring-8利用者情報」の次号から表紙が改装される。
・利用懇側の記事の拡大をはかっている。印刷物としての急な改善は難しいところがあり、利用懇独自のホームページを開設し、施設側のホームページとリンクさせることにした。「SPring-8利用者情報」に毎号そのアドレスを掲載することが可能である。
・SGのホームページもSPring-8ホームページからリンクすることが可能であり、至急会員に伝えることとした。
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利用幹事
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・平成9年度利用調査報告書を提出した。
・利用研究の成果発表の素材を提供した。
・第2回SPring-8シンポジウムが平成10年12月2日から4日にかけて、兵庫県立先端科学支援センターで開催され約250名の参加があった。
・平成10年度利用調査報告書の準備をしている。今年度から、SPring-8 Annual Reportとは完全に分離し、内容の簡略化をはかっている。
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4.新入会員の承認について
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新入会員の申請が承認された。現会員数が1251名となった。
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5.予算及び決算の中間報告について
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平成9年度決算について説明があった。なお平成9年度決算は第1回運営委員会で承認済みである。
平成10年度の支出実績について報告があった。ビームラインの高度化をいかに推進するかについて、積極的にSG会合を開催するよう働きかけることとした。
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6.その他
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会長の問題提起について以下のような協議を行なった。
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1)利用フェーズに入ってからのSG世話人の役割、責任について、1年ぐらいの期間をかけ検討することとした。研究成果での依頼が原因でもあるので、研究成果のとりまとめは世話人の役割からはずし、単に推薦に留めることで意見の一致をみた。また、世話人の次の主な役割として、高度化でのまとめ役をお願いしたい旨の発言があった。
2)世話人会、拡大世話人会の開催を検討することとした。
3)行事幹事を中心に、産業界からの課題申請に関する問題を検討し、問題解決に繋がるような行事があれば積極敵的に企画することとした。
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