イベント
放射光を使った実験が行われる「蓄積リング棟実験ホール」を徒歩で案内するツアーです。歩く距離は約1.5キロ!SPring-8の大きさや実験現場の様子を体感してください。
申込制 | (当日受付) |
受付方法: | 整理券配布窓口(中央管理棟東側駐車場)にて、随時、受付を行います。 ご希望の出発時間のツアーをご予約ください。 ツアー予約時に「整理券」をお渡しします。 |
実施時間: | 9:50| 10:00|10:10|10:20|10:30|10:40|10:50| 11:10|11:20|11:40|11:50| 12:00|12:10|12:20|12:40|12:50| 13:10|13:20|13:40|13:50| 14:10|14:20|14:40|14:50| 15:00|15:10|15:20|15:30| |
所要時間: | 約45分 |
歩行距離: | 約1.5km(平面) |
参加条件: | 約1.5kmの距離を徒歩で移動可能な方。 小学4年生以上(小学生は保護者同伴に限ります)。 |
定 員: | 合計で約500名(予定) |
*注意* | 必ず総合受付で来所手続きをお済ませの上、各ツアー受付へお越しください。 ツアー回数、催行人数には限りがあります。 ※引率者の指示に従い、安全確保にご協力くださるようお願いいたします。 ※ツアー中の途中休憩はありません。 ※歩きやすい靴でご参加ください。 |
通常は非公開のニュースバル電子蓄積リングを、加速器トンネルを一周するツアー形式で案内します。実際の装置を間近に、加速器の原理や放射光発生のしくみを体感してください。
申込制 | (当日受付) |
受付方法: | 整理券配布窓口(中央管理棟東側駐車場)にて、随時、受付を行います。 ご希望の出発時間のツアーをご予約ください。 ツアー予約時に「整理券」をお渡しします。 |
実施時間: | 10:00|10:30|11:00|11:30|12:00|12:30 13:00|13:30|14:00|14:30|15:00|15:30 |
集合場所: | 予約ツアー出発の5分前に、玄関ホールにご集合ください。 |
所要時間: | 約 30 分 |
歩行距離: | 約300 m(階段あり) |
参加条件: | 5m(建物2階分)の高低差のある、約300mの距離を徒歩で移動可能な方。 小学4年生以上(小学生は保護者同伴に限ります)。 |
定 員: | 各回約15名(予定) |
*注意* | 必ず総合受付で来所手続きをお済ませの上、各ツアー受付へお越しください。 ツアー回数、催行人数には限りがあります。 ※引率者の指示に従い、安全確保にご協力くださるようお願いいたします。 ※ツアー中の途中休憩はありません。 ※歩きやすい靴でご参加ください。 |
メイン会場 要整理券 :SACLA実験研究棟大会議室(140席)
同時中継会場 :中央管理棟上坪講堂(約80席)/ 放射光普及棟中講堂(約40席)
10:30-10:55 13:00-13:25 次世代バイオ燃料技術と大型放射光施設 |
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広瀬 佳嗣(ひろせ よしつぐ) 株式会社ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン ディビジョン・ダイレクター |
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セルロースが原料のバイオエタノールは、地球温暖化ガスの削減効果がある自動車用燃料として期待されています。セルロースは容易に分解できず、高コストな分解酵素が実用化の障害となっています。コストを下げる一つの方法は耐熱性を高め、高温で分解することがあげられます。分解酵素の探索を進めるなかで、酵素がなぜ熱に対して安定になるのかを、X線構造解析を用いて調べています。この研究からわかってきた、メカニズムについてお話します。 |
11:00-11:25 13:30-13:55 希少金属を使わない永久磁石材料 |
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宝野 和博(ほうの かずひろ) 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 フェロー |
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ハイブリッド自動車や風力発電などで、高保磁力ネオジム磁石の使用が拡大しています。これはレアアースの一種であるジスプロシウムを大量に使用しているため、現在、他の物質を使い、同等程度以上の性能のネオジム磁石を開発しようと考えられています。さまざまな電子顕微鏡法とSPring-8などを使用し、ネオジム磁石の微細構造を徹底的に調べ、磁石の性能と微細構造の関係から、微細構造を制御して高保磁力をめざした研究を紹介します。 |
11:30-11:55 14:00-14:25 植物が光と水からエネルギーと酸素を取りだす仕組み -人工光合成開発への糸口- |
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沈 建仁(しん けんじん) 岡山大学大学院自然科学研究科 光合成研究センター センター長 |
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地球上生物の多くは光合成から生まれる、太陽光と水によって取り出されたエネルギーと酸素に依存しています。光エネルギーを利用して水を酸素イオンと水素イオンに分解する反応は、光化学系IIと呼ばれる巨大膜タンパク質によって触媒されています。SPring-8とSACLAの放射光を利用して、光化学系IIの正確な三次元原子構造が見えてきました。この原子構造と水分解反応機構を紹介し、人工光合成開発への展望をお話します。 |
12:00-12:25 14:30-14:55 パンの気泡構造イメージング -イースト菌発酵により気泡構造のできるまで- |
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豊田 淨彦(とよだ きよひこ) 神戸大学大学院 農学研究科 教授 |
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パンの柔らかな食感や滑らかな舌触りは、気泡が関係しています。気泡はイースト菌発酵で生じる炭酸ガスによるものです。発生量は一様ではなく、生地にはガスを蓄える限界があります。さらに、パン作りではガス抜きや成形などの操作が加わり、これらの影響を受けて「おいしさ」が生出され気泡構造が形作られます。放射光X線CT装置を使い構造のでき方を調べました。パンの品質向上や合理的な製造プロセスの設計に役立てることが期待されます。 |
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(当日52円以上の切手を購入された方に限ります)