大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8やSACLAを公開 - 科学講演会、実験・工作などのサイエンスと触れ合う機会も提供 -(プレスリリース)

公開日
2012年04月17日
  • SPring-8施設公開 2012年4月30日(月・振休)開催のお知らせ
理化学研究所と高輝度光科学研究センターは共同で、科学技術週間の関連行事として、4月30日(月・振休)に大型放射光施設SPring-8の施設公開を開催します。

2012年4月17日
 独立行政法人 理化学研究所
公益財団法人 高輝度光科学研究センター

 理化学研究所(理事長 野依良治)と高輝度光科学研究センター(理事長 白川哲久)は共同で、科学技術週間の関連行事の一環として、4月30日(月・振休)に大型放射光施設SPring-8の施設を公開します。

 施設公開では、SPring-8を代表する1周約1.5kmの大きなリング状の研究施設や、2012年3月7日に供用を開始したX線自由電子レーザー施設(SACLA)など、日ごろは立ち入れないところもご覧いただけます。

 これらの施設では、パネル展示による施設の現状や研究成果の紹介に加えて、科学講演会や実験・工作などのイベントも行います。同時に、SPring-8を利用した研究の第一線で活躍中の4名の研究者による科学講演会を開催します。3月に本格稼働を始めた夢の光SACLAの施設紹介と今後生み出される研究成果への期待や、私たちが住む惑星「地球」の謎に迫る研究の現状、水に浮く建材「軽量気泡コンクリート」や環境に配慮した「低燃費タイヤ」の研究開発といった関心が高く、また、生活に身近な話題を取り上げます。

記念スタンプ
ニャン博士
© Dr. TOMOTOMO/SPring-8
ニャン博士

 実験・工作では、「高温高圧の世界を覗いてみよう」、「地球にやさしい次世代電池」など子供から大人まで誰もがサイエンスに触れ合い、楽しむ機会を提供します。

 また、地元の三日月郵便局が「臨時出張郵便局」を開設します。記念切手などの販売のほか、はがきや手紙にこのSPring-8施設公開を記念したスタンプ(消印)の押印サービスがあります。

 当日は、SPring-8を舞台とした漫画「エイトハカセ」の主人公である「ニャン博士」もご来場の皆様をお出迎えします(エイトハカセの漫画こちらよりご覧いただくことができます)。ご家族、ご友人お誘い合わせの上ご来場ください。



1.日時:2012年4月30日(月・振休)9:30~16:30(15:30総合受付終了)

2.場所:(独)理化学研究所 播磨研究所(SPring-8キャンパス)兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1

3.入場無料、事前申込不要

4.公開場所(施設)と主なイベント施設公開ホームページを御覧ください。

5.駐車場など
当日、自家用車をSPring-8構内に乗り入れることはできませんが、播磨科学公園都市内に設けた共同駐車場に駐車後、シャトルバスを利用できます(共同駐車場、シャトルバスともに無料)。ただし、身体の不自由な方は、直接SPring-8へ来場の後、正門守衛所の係員が構内の駐車場へ案内します。

6.取材のお申し込み
•「SPring-8取材申込票」に必要事項をご記入の上、E-mailまたはFAXにて末尾連絡先まで送付願います。
• 車で来所の場合、正門守衛所の係員の指示に従って構内駐車場へ駐車してください。
• 放射光普及棟の広報室で受付して下さい。なお、当日は関係者同行による対応はできませんので、ご了承下さい。



(問い合わせ先)
第20回SPring-8施設公開実行委員会事務局
(独)理化学研究所 播磨研究所 企画課
(公財)高輝度光科学研究センター 広報室
TEL:0791-58-2785、FAX:0791-58-2786
E-mail:openhouse12@spring8.or.jp