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九州大学 先導物質化学研究所の高原淳教授が日本レオロジー学会賞を受賞(トピック)

公開日
2013年04月22日
  • 受賞

 SPring-8のユーザーであり、フロンティアソフトマター開発専用ビームライン(FSBL)産学連合体の運営委員会委員長である九州大学 先導物質化学研究所所長・九州大学WPI I2CNER・JST ERATO 高原ソフト界面プロジェクト研究総括の高原淳博士が、(一社)日本レオロジー学会の学会賞を受賞されました。なお、授賞式は、2013年5月16日開催の同学会通常総会・年会にて行われます。

賞の名称:
日本レオロジー学会賞

受賞者:
高原 淳(九州大学 先導物質化学研究所 教授)

高原淳教授写真

業績:
ソフトマテリアルの界面ダイナミックスと力学的性質に関する研究

研究内容:
従来の技術では困難であった有機・高分子材料の表面・界面のダイナミックスと力学物性評価の手法を確立し、表面に特異的な構造と物性を明らかにするとともに、ポリマーブラシを中心とするソフトソフトマテリアルの表面・界面の物性を量子ビームなどの手法を駆使して明らかにし、様々な表面物性の制御を可能なものとしました。

受賞理由:
上記新規評価手法の確立とそれを用いた有機・高分子材料の表面ナノ構造・物性の研究成果を活用して、表面・界面の性質が重要な各種機能材料の応用開発が可能となりました。