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International Workshop on Nuclear Resonant Inelastic Scattering

主題/内容 (核共鳴非弾性散乱に関する国際ワークショップ)
開催期間 2007年05月14日 (月) から15日 (火) まで
開催場所 萌光館
主催 独立行政法人科学技術振興機構
財団法人高輝度光科学研究センター
形式 研究発表(学会)
分野 ビームライン・装置(加速器・光源を含む), 物質科学
概要

 核共鳴非弾性散乱法は確立した分光法として、物理学、地球物理学、生物科学、化学、ナノマテリアル等の多くの分野で利用されてきている。実際、多くの特筆すべき結果が得られ発表されてきているが、このような結果はこれまでの技術開発のおかげでもあるといえる。また、核共鳴非弾性散乱法はまだ発展をしており、多くの潜在能力を秘めているとも考えられる。日本国内においてはプロジェクト研究“物質科学のための放射光核共鳴散乱法の研究”(JSTのCRESTプロジェクト)が進行中である。さらに、現在精力的に行われている第1原理計算法も結果の理解にとっては重要である。よって、これまでの実験、手法およびバンド計算等についての総括と議論は今後の発展にとって大変重要であり、今がその最も相応しい時期であるとも言える。このワークショップにおいては、様々な分野における最近の研究ハイライトの発表とそれに対する充分な議論を行う予定である。さらに、今後の実験研究に対しての測定手法や計算に対する需要について、および類似の測定手法に対する優位性などについても議論を行う予定である。
 これまで、核共鳴非弾性散乱法に関するワークショップはAPSとESRFにおいて行われてきており、この分野の進展において重要な転機となってきた。今回のワークショップも今後の発展の契機になるものと考えられる。

URL http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NRP/ws07/index.htm
問い合わせ先 Prof. Shunji Kishimoto, High Energy Accelerator Research Organization (KEK)


syunji.kishimoto@kek.jp
最終変更日 2019-11-22 09:10