大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8供用開始10周年記念事業 第9回加速器電源シンポジウム

開催期間 2008年03月06日から07日まで
開催場所 普及棟講堂
主催 財団法人高輝度光科学研究センター
独立行政法人理化学研究所播磨研究所
兵庫県立大学高度産業科学技術研究所
形式 研究発表(学会) レクチャー(講演)
概要

概要:
 
シンクロトロンやサイクロトロン等の加速器の電源の高性能化が進み、高い安定性と再現性で加速器の運転が行なわれるようになり、その結果として、合理的な手順により高品質ビームが実現できるようになってきた。また、交流一次側での高調波対策の開発も進み、良好な電磁場環境を実現する点では、加速器電源の進歩は、社会が広く要請している環境問題への取り組みそのものであるとも言える。
 加速器電源シンポジウムは、高エネルギー物理学研究所(現、高エネルギー加速器研究機構)にて1995 年に第1 回が開催されて以来、今回で第9回を迎えた。当初は加速器用電磁石電源そのものが話題の中心であったが、ここ数回の傾向として、制御システム、受変電設備、冷却水等の話題について幅を広げている。これらの機器に関しては、日常の加速器運転時に頭を悩ませている話題が多々あり、議論を行い、意見を交換して問題点を解決する場としている。これまで、主に現状報告、新しい電源のアイデア、将来計画に関しての議題について発表されており、このシンポジウムが加速器電源等の更なる発展の場となることが期待される。

 (1) 現状報告
 (すでに実稼動している加速器施設の電源設備、及び周辺機器について、達成された成果、進行中の課題、更なる高度化計画、及び問題点等を議論する。様々な問題点に関する議論は、加速器研究者にとって最も重要なテーマの一つである。)
 (2) 新しい電源のアイデア
 (従来とまったく異なる方式についての提案、開発状況、または製品の紹介を行う。)
 (3) 将来計画
 (計画中、または建設中の新しい加速器について、そこで使用される様々な電源についての仕様、特徴、及び進行状況について紹介する。ここでの議論により、建設がよりスムーズに行える。)

 プログラム

【参加登録】
 こちらからお申し込みください。
 ホームページ:
http://acc-web.spring8.or.jp/~takebe/AccPS-sympo/
 参加申し込み締め切り:2/29(金)

 

【運営組織】
 深見 健司  SPring-8/JASRI
 張  超   SPring-8/JASRI
 満田 史織  SPring-8/JASRI
 武部 英樹  SPring-8/理研XFEL
 稲垣 隆宏  SPring-8/理研XFEL
 庄司 善彦  兵庫県立大 New SUBARU
 宮本 修治  兵庫県立大 New SUBARU

問い合わせ先:(財)高輝度光科学研究センター
 研究調整部 研究業務課 射延 文 (いのべ あや)
  TEL:0791-58-0987 FAX:0791-58-0988
  E-mail:sp8ws1@spring8.or.jp

(注)この案内は暫定的なもので、今後、多少の変更があることをご了承下さい。

URL http://acc-web.spring8.or.jp/~takebe/AccPS-sympo/
問い合わせ先 射延 文(いのべ あや) (財)高輝度光科学研究センター 研究調整部 研究業務課
0791-58-0987
0791-58-0988
sp8ws1@spring8.or.jp
最終変更日 2011-06-09 10:26