大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8 Seminar (第180回)

副題/演題 ソフトマター・ダイナミクス研究へのSPring-8活用の展望
開催期間 2008年09月30日
開催場所 構造生物学研究棟セミナー室A・B(109・110)
主催 財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)
形式 レクチャー(講演)
分野 物質科学
概要

日 時: 2008年9月30日(火)  13:30-15:00
Date:  13:30-15:00 September 30, 2008

場 所: SPring-8構造生物学研究棟セミナー室A・B(109・110)

講演者:土井 正男
Speaker: Masao Doi

所 属:東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻
Affiliate:The University of Tokyo

演 題:
ソフトマター・ダイナミクス研究へのSPring-8活用の展望

概 要:
 ここ数年、リアルタイム観察、CTなどSPring-8の高分解能イメージングの基盤技術は一定のレベルに達し、動物・生体標本・隕石などから金属・ゴム・コンクリート・機能性高分子など工業材料へと応用分野において、そのニーズが高まっている。特に企業の関心は年々高まる兆しを見せているが、SPring-8における計測技術開発が、その基盤技術の確立を中心に行われてきたため、十分なニーズの発掘にはつながっていない。さらなる応用研究利用への広がりを促進するためには、ユーザーフレンドリーなシステムとしての完成度を高めた、新たな応用イメージングビームラインの建設の方向性を議論するためにワークショップを東京で7月30日(水)に開催した。
 ワークショップでパネラーとして招待した土井正男教授は、ソフトマターの流動・変形・物質拡散などのレオロジー現象の研究では世界的な権威であり、実験・理論・シミュレーションを組み合わせた研究で多くの著名な成果を挙げられており、SPring-8のイメージング、散乱回折実験の有用性についても大きな期待を持っておられます。本講演会では、先生のご研究を紹介していただくことにより、イメージングを用いたソフトマターの新たなSPring-8高度活用の可能性を開拓することを目的とする。

担当者:高田 昌樹
Organizer:Masaki Takata

問い合わせ先 JASRI 研究調整部 研究業務課 SPring-8セミナー事務局 垣口 伸二、原田 芙美子
0791-58-0839
0791-58-0988
spring8_seminar@spring8.or.jp
最終変更日 2009-05-27 12:36