平成23年度GIGNO研究領域創成支援プロジェクト研究会
副題/演題 | 高繰り返しシングルバンチ切り出しチョッパーが拓く科学 -放射光による時分割計測の新展開- |
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開催期間 | 2012年03月21日10時30分から22日15時00分まで |
開催場所 | KFC Hall 2nd (国際ファッションセンター) |
アクセス |
〒130-0015 東京都墨田区横網一丁目6番1号 都営地下鉄大江戸線「両国駅」A1出入口に直結 http://www.tokyo-kfc.co.jp/accessmaphall2nd.html KFC Hall 2nd (国際ファッションセンター) http://www.tokyo-kfc.co.jp/hall2nd.html |
主催 | (財)高輝度光科学研究センター |
形式 | |
概要 |
物質の反応現象を時間分解で観測する研究に於いて、ピコ秒の時間構造を持つパルス光である放射光は、強力なプローブである。SPring-8では、DVDの相変化現象を時分割X線回折により解明した応用研究の報告例がある。また、加速器運転技術の高度化により、多彩なパルス光のパターンを供給できる放射光X線源として、その利活用はさらに進化の可能性を秘めている。この時分割計測法の要素技術として、一つ一つのパルス光を測定に応じた任意の周波数で取り出すシャッターの役割を果たす高速チョッパーの開発と放射光蓄積リングとの正確な同期運転技術の開発がある。 昨年、SPring-8では、周回周波数が208 kHzまでの高速な繰り返しでシングルパルス(パルス幅:40ピコ秒)を正確に切り出す高速チョッパーの開発に世界で初めて成功した。この開発は、これまで高時間分解能検出器と高速計測機器を備えたビームラインでしかできず、測定にも多くの制限のあった時分割測定を多くのビームラインで可能とするものである。さらに、蓄積リングの電子フィリングパターンをフル活用して、チョッパー/放射光源同期による時分割計測のための多様なパルスパターンのデザインも可能となり、先端ナノ物質のダイナミクスや機能デバイスの高速応答の放射光研究への応用の道が拓かれようとしている。 本ワークショップは、多様な時分割計測の具体的な活用方法について議論し、物質反応現象やデバイス応答計測における利活用を促進することを目的としている。そして、回折・散乱実験にとどまらず、分光やイメージングなどの多彩な計測手法における新規なニーズの開拓をめざす。 |
申込方法 |
事務局まで電子メールにてお名前、ご所属等をお知らせ下さい。 nano_tech@spring8.or.jp 定員:80 名 (聴講無料) 申込締切:申込は締切りました。 ※当日参加は受付いたしております。参加ご希望の方は、直接会場へお越し下さい。 問い合わせ先: (財)高輝度光科学研究センター ワークショップ実行委員長 木村 滋(kimuras@spring8.or.jp) ワークショップ事務局(nano_tech@spring8.or.jp) 〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1 TEL 0791-58-0832、FAX 0791-58-0830 |
URL | http://pinpoint.spring8.or.jp/gigno/chopper/index.html |
問い合わせ先 |
(財)高輝度光科学研究センター
ワークショップ事務局 0791-58-0832 0791-58-0830 nano_tech@spring8.or.jp |
最終変更日
2012-03-26 09:28