大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8研修会

主題/内容 「SAXS・WAXS切り替え機構を用いた散乱計測法」
開催期間 2023年02月15日 (水) 13時00分から17時00分まで
開催場所 大型放射光施設 SPring-8 蓄積リング棟実験ホール BL40B2
主催 (公財)高輝度光科学研究センター
形式 普及・啓蒙(研修会)
概要

 SAXS BM(BL40B2)ビームラインにおいて、SAXS・WAXS切り替え機構を用いた散乱計測法の研修会を開催します。高輝度放射光X線を利用した小角散乱実験は、ソフトマテリアルの機能とその階層的構造の相関を明らかにする実験手法として、幅広いユーザー層に利用されています。BL40B2では、本年度、タンパク質・合成高分子水溶液、ミセル水溶液などの階層構造の解析を推進するために、PCの簡単な操作によって、X線小角散乱法とX線広角散乱法を短時間(約4秒)で切り替えることが可能となるSAXS・WAXS切り替え機構を導入しました。この導入により、X線小角散乱計測を行っている利用者が容易に広角領域の測定にアクセスできるようになり利用者の負担軽減、測定の効率化が見込まれています。
 本研修会は、本装置に関する講習とビームライン見学を通して、ユーザーが本測定装置の特徴や利用上の留意点を理解し、今後の実験計画の立案に役立てることを目的としています。

日時:2023年2月15日(水)13:00~17:00までに終了

対象:
SPring-8における小角散乱計測の経験がなく、課題申請を検討している研究者。

場所(実施ビームライン):SPring-8 蓄積リング棟実験ホール BL40B2

試料条件:
試料からSAXS用2次元X線検出器(Pilatus3 S 2M)までの距離は2mです。
WAXS用2次元X線検出器(Eiger2 S 500K)までの距離は100 mm~180 mmです。
試料温度環境は-20℃から120℃までの間で利用可能です。

プログラム


時間:13:00~17:00
内容: 参加者の試料計測(グループごと3試料)を行いつつ、小角散乱の原理、装置の説明、データ処理方法などの説明を行います。

定員:若干名(1~2組) (1グループ2名以内)※1グループでも実施します。
・持込み試料について組成・濃度・量等について正確に記入ください。申し込み多数の場合の判断基準となります。
・ 申込者多数の場合は、当方での調整に一任願います。調整後、全ての申込者に参加の可否について連絡致します。
・ 申込順ではありませんのでご注意下さい。(早めにお申し込み頂いた場合でもご参加頂けない場合があります。)

集合場所
大型放射光施設 SPring-8 中央管理棟1F 会議室

ユーザー持込試料
<持ち込み試料の制限は次の通り>
・ 安全、法規上問題のないもの
・ 他参加者の目にふれても構わないもの
※測定は、-20℃から120℃までの間で保持可能です。
※試料・測定条件については、必ず研修会の前にご相談ください。

その他の注意事項
・ 研修会への参加は無料です。
・ 研修会参加者への旅費支給等はありません。

申込方法:
参加申込は締め切りました。
お問い合わせ等は事務局までお願いいたします。


            

担当:(内容・試料・ビームラインの選択について)
散乱・イメージング推進室
太田 昇 (noboru_oatspring8.or.jp)  甘 弘毅(ganhongyiatspring8.or.jp)  

  

事務担当:(手続きについて)
利用推進部 普及情報課
担当:濱本 美和子(jasri-event@spring8.or.jp)

問い合わせ先 登録施設利用促進機関・公益財団法人高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部 普及情報課 担当:濱本美和子
0791-58-2785
0791-58-2786
jasri-event@spring8.or.jp
最終変更日 2023-01-13 13:23