SPring-8研修会「超セラミックスにおける放射光先端計測の利活用法」
開催期間 | 2023年11月21日 (火) 10時00分から18時00分まで | ||||||||||||||||||||
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開催場所 | SPring-8 上坪記念講堂(講義、解析実習)、BL04B2(実習) | ||||||||||||||||||||
主催 |
(公財)高輝度光科学研究センター(JASRI) 日本学術振興会 学術変革領域研究(A)「超セラミックス」 |
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形式 | |||||||||||||||||||||
分野 | ビームライン・装置(加速器・光源を含む) | ||||||||||||||||||||
概要 |
この10年間での発見や技術革新により、既存のセラミックスにある「硬い」「脆い」「均質」といった価値観が変容しつつある。例えば、電場印加により生み出される分子アニオン含有無機結晶が生み出す優れた二次電池特性や、無機固体と分子の融合により発現する革新的触媒機能や物性など、従来の無機セラミックス材料では実現できない新たな機能物性獲得の可能性が見えてきた。本年度に発足した学術変革領域研究(A)「超セラミックス(https://supraceramics.jp/)」(領域代表:前田和彦教授(東京工業大学)では、無機材料に分子性のユニット(分子イオン、錯体、クラスター等)を組み込んだ物質群を「超セラミックス」と定義し、幅広いバックグラウンドをもつ研究者が結集した分野横断的研究により、革新的な物性・機能を有する新材料の創製を目的としている。一方、創出されたナノ〜マイクロレベルの集積化により得られる超セラミックスのキャラクタリゼーションにおいて、放射光X線は、大変有用な先端計測手法であり、これまでにもセラミックスに関連した多くの活用事例が報告されている。今回、本超セラミックスの研究分野の放射光活用による研究推進を目的として、学術変革領域研究(A)「超セラミックス」との共催でSPring-8における放射光先端計測の活用に向けた高エネルギーX線全散乱法および二体分布関数解析の研修会を企画した。本研修では、測定・解析の基礎講習、成果事例の講演およびビームライン(BL04B2)での実習を行う。本研修会の実施により、今後積極的な放射光先端計測の利活用が進み、錯体化学分野の成果拡大につながることが期待される。 |
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プログラム |
対象者:セラミックス、錯体分野の若手研究者 募集定員:20名程度 参加登録:参加申込は締め切りました。 ※原則、実習に参加するためには、放射線従事者登録(RIXコース受講者)が必要ですが、RIXコース未受講者の方には、実習を見学ということで参加していただくことは可能です。 申し込み締め切り:2023年11月13日(月)10:00 その他
問合せ先 実習担当:(内容等について) 参加登録に関するお問い合わせ等: |