大型放射光施設 SPring-8

コンテンツへジャンプする
» ENGLISH
パーソナルツール
 

SPring-8研修会 「データ解析リモート研修会:SAXS解析」

開催期間 2024年01月18日 (木) 13時30分から16時20分まで
開催場所 オンライン開催
主催 (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
後援 SPring-8利用推進協議会データ科学研究会、SPRUCデータ駆動科学研究会
形式 普及・啓蒙(研修会)
概要

 SPring-8のユーザーの皆さんがSPring-8を利用した結果(データ)を具体的な成果に結びつけるには、データの解析技術の習得が鍵となります。この解析技術を習得するにはマニュアルだけでは伝えにくい個々の実験テーマに依存する「解析のコツ」のようなものが存在しており、特に初心者の場合はケースバイケースに対応した個別指導が習得初期に必要です。
 しかしながら、SPring-8はユーザーが普段活動するサイトから離れた共同利用施設であるため、個別指導にはアクセスに必然的に制限があり、初心者はそのハードルを乗り越えなければなりません。これに対し、近年発達したインターネットを介したコミュニケーションツールやプログラム実行環境共有ツールは、リモートでユーザーと施設スタッフを繋いでその距離を近づけてくれます。本研修会ではこのリモートによる測定データ解析の実習を、コミュニケーションツールとしてZoomを、解析環境を共有するプログラム実行環境共有ツールとしてGoogle Colaboratoryを活用して行います。
 今回は測定技術として小角X線散乱(SAXS)を取り上げ、SAXSデータ解析の実習を行います。本研修会の内容はSAXS測定技術の未経験者もしくは初心者を対象とします。具体的には、「SAXSを分析手段として使いたいが実際に使ったことがないため、データ解析を体験してその有用性、使い勝手を体感してみたい方」、または「使い始めたばかりだが自分の解析に自信のない方」を歓迎します。
 本研修会は、まず座学としてSAXSの測定技術、解析手法の基礎の講習を行い、標準的な測定データを用いた解析のデモを行います。本研修会で対象とする解析手法は粒子散乱データを対象としたものとします。解析ツールはJASRI産業利用・産学連携推進室においてPythonを用いて開発したプログラムを用います。その後、チューターの個別指導のもとで解析実習を行います。この際、参加者自身でデータを持っている方は持ち込みデータを用いた実習にも対応します。

開催方式:オンライン開催
使用ツール: 講義・実習指導 Zoom
解析環境共有 Google Colaboratory

日時: 2024年1月18日(木) 13:30 ~16:20

対象: SAXS測定技術の未経験者もしくは初心者

プログラム
時間 内容
13:30 - 14:10 座学:SAXSの基礎(仮)講師:佐藤 眞直/JASRI
14:10 - 14:20 休憩
14:20 - 16:20 実習
・標準試料を用いたデモ解析
・持ち込みデータを用いた解析実習

定員:8名以内

参加対象:SAXS測定技術の未経験者もしくは初心者

参加費:無料

申込締切:2023年12月22日(金)12:00(予定)
*参加希望者多数の場合は、締切日以前に募集を終了することがあります。
参加申込は締め切りました。

その他)参加における注意事項
本実習ではjupyter notebook形式(ipynb)のコードと解析デモンストレーション用測定データを配布し、Google Colaboratory上で実習を行います。
そのためGoogleドライブ上にこれらのコードとデータを予め格納していただきます。
準備としてGoogleアカウントをご用意ください。
また、SPring-8データベースの利用のためにはSPring-8 User IDの取得を推奨します。

申込方法:
参加申込は締め切りました。

参加登録:

担当:(内容)
産業利用・産学連携推進室
佐藤 眞直 (msatoatspring8.or.jp)

事務担当:(手続きについて)
利用推進部 普及情報課
担当:辻本(jasri-event@spring8.or.jp)

問い合わせ先 登録施設利用促進機関・公益財団法人高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部 普及情報課 担当:辻本
0791-58-2785
0791-58-2786
jasri-event@spring8.or.jp
最終変更日 2023-12-07 09:40