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BL08B2 小角X線散乱

問い合わせ番号

INS-0000000426

小角X線散乱

  小角X線散乱ステーションは、主にポリマーとナノ複合材料の評価に利用されます(地域結集型共同事業プロジェクトにおいて推進中)。
 実験ハッチ内にある光学系は、集光ミラーと複数のスリットで構成されています。小角分解能を得るために約 6mのカメラ長を設定できるよう、試料ステージまたは検出器の位置がガイドレール上でスライド移動できる構造となっています。さらに高い小角分解能を実現するため、2つの実験ハッチを利用した長尺カメラ長配置(17m以上)も整備予定です。試料設置部には、ユーザが準備する実験装置も設置できるスペースがあります。検出手段としては、2次元検出器であるカメラとイメージングプレートとを準備しています。

小角X線散乱用カメラの配置図

BL08B2_SAXS_overview.jpg

小角X線散乱測定系(整備中)

  • 機器設備
  • イメージングプレート(理学製 R-AXIS IV++)
    • 撮像面積 300 mm x 300 mm
    • ピクセルサイズ 50/100/200 µ m 選択可能
  • イメージインテンシファイア + 冷却CCD(浜松ホトニクス製 V7739P + C4742, C4880)
    • 撮像面積 直径 100 mm
    • ピクセルサイズ 100 µ m
  • 長尺カメラ長 6000 mm、窓サイズ 直径 300 mm
  • その他カメラ長 300 mm-4000 mm 選択可能 、窓サイズ 直径 300 mm
最終変更日 2019-11-22 09:09
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