BL19B2 多目的ハイスループット回折計(粉末回折装置)
問い合わせ番号
INS-0000000465
Versatile high-throughput diffractometer (powder diffractometer)
多目的ハイスループット回折計は、主に粉末X線回折測定による結晶構造解析のために、BL19B2ビームラインの第1ハッチに設置されています(Fig.1)。カメラ長は573mmで検出器として2θアーム上にフォトンカウンティング型1次 元半導体検出器MYTHENを12個設置しています。高輝度・高エネルギーの入射光で、我々は高い統計精度で少量の粉末試料から回折データを集めることができます。 高エネルギーX線を選択することによって、希土類元素などの重元素による影響を抑えることができます。これらにより結晶材料の高精度な粉末回折データを測定することが可能です。
Fig. 1 Versatile high-throughput diffractometer (Powder diffractometer)
最終変更日
2022-05-06 15:31