2025年1月12日に開催されたSPring-8 ユーザー協同体とNanoTerasuユーザー共同体の合同総会で2組織の統合が承認されました。2025年3月1日に特定放射光ユーザー協同体(Specific Synchrotron Radiation Facility Users Community, SpRUC)が発足しました。これまでの2組織の活動基盤を継承し、 今後は、特定放射光施設とSpRUCを見据え、継続性、持続性、多様性を推進し、幅広い分野に分布するSpRUC会員とSpRUC会員が関わる科学技術分野の利益の最大化を目指します。ご支援の程よろしくお願いいたします。 副会長、幹事、委員会委員長は、2025年1月12日に開催された合同総会で承認いただき、下記の方々にお願いすることにいたしました。継続性を維持しつつ、硬直を防ぐために任期は2026年3月末までとしました。
各幹事は、下記の方々にお願いすることにいたしました。
今後、NanoTerasuでは共用ビームラインの利用研究課題が開始し、SPring-8ではSPring-8-IIへの高度化が本格始動します。新ユーザー協同体では、放射光利用研究の専門家集団として特定放射光施設全般を俯瞰し、先端放射光源を最大限に利活用する英知と技術を集結する必要があります。この目的のため、シンポジウム、BLsアップグレード検討ワークショップ、研究会活動を通して、急速に加速する計測技術に関する議論を深化させます。また、 人材育成、利用者の裾野拡大に貢献します。
先端光源の利活用では、今後、より一層の施設とユーザー協同体、施設間の連携が重要になります。この新しいステージの取り組みを会員の皆様とともに活性化していきたいと考えております。
SPring-8ユーザー協同体 会長
関西学院大学 工学部
藤原 明比古