大型放射光施設 SPring-8

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中野貴志・大阪大学教授が2003年度仁科記念賞を受賞― レーザー電子ガンマ線による新粒子の発見 ―(プレスリリース)

公開日
2003年11月21日
  • BL33LEP(レーザー電子光)
中野貴志・大阪大学核物理研究センター教授は、大型放射光施設(SPring-8)のレーザー電子光(LEP)ビームラインBL33LEPで得られるガンマ線を用いて、クォーク5個で構成される新粒子(バリオン)を発見した業績により、2003年度仁科記念賞を受賞した。

平成15年11月21日

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 中野貴志・大阪大学核物理研究センター教授は、大型放射光施設(SPring-8)レーザー電子光(LEP)ビームラインBL33LEPで得られるガンマ線を用いて、クォーク5個で構成される新粒子(バリオン)を発見した業績により、2003年度仁科記念賞を受賞しました。本年7月に論文が発表されると同時に「新粒子発見」のニュースは世界的に大きな反響を呼びました。
仁科記念賞は、原子物理学およびその応用分野において極めて優れた研究成果を収めた研究者もしくは研究グループに対して、仁科記念財団が毎年授与するものです。中野教授の場合、論文発表からわずか4ヶ月余りという極めて異例のスピード受賞となりました。

 


 

<SPring-8についての問い合わせ先>
(財)高輝度光科学研究センター 広報部  原 雅弘
E-mail: hara@spring8.or.jp
電話 0791-58-2785  FAX 0791-58-2786

 
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