第7回SPring-8夏の学校
概要
主催:(財)高輝度光科学研究センター
兵庫県立大学大学院/物質理学研究科・生命理学研究科、兵庫県立大学高度産業科学技術研究所
開催期日:2007年7月6日(金)- 7月9日(月)
開催場所:SPring-8
兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1(播磨科学公園都市)
参加費:無料(但し宿泊費等は自己負担)
参加対象:主として大学院修士(前期)課程に在学中の大学院生,及び学部4年生
募集人数:40名程度
申し込み受付期間:4月27日(金)- 5月25日(金)申し込みは締め切らせていただきました。
カリキュラム概要:基礎講座(4科目必修),応用講座(4科目必修),実習(2科目選択)。
終了後に基礎講座、応用講座、実習からそれぞれ1科目づつ合計3科目を選択してレポートを提出して頂きます。
また、兵庫県立大学大学院物質理学研究科・生命理学研究科では、提出されたレポートを放射光特別実習の履修単位として認定する際の採点対象とします。
問い合わせ先
第7回 SPring-8夏の学校事務局
(財)高輝度光科学研究センター 垣口 伸二 (Shinji Kakiguchi) ,射延 文 (Aya Inobe)
e-mail: 2007summerschool@spring8.or.jp
TEL: 0791-58-0987, FAX: 0791-58-0988
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SPring-8夏の学校とは何か?
SPring-8は世界でもっとも輝度の高いX線を発生できる第三世代の大型放射光施設です.SPring-8では,素粒子物理,物性科学,物質科学,生命科学,医学などの幅広い分野で研究が行われており,基礎科学のみならず産業応用にまで至る多くの成果が生み出されています.SPring-8夏の学校は,学部および大学院修士課程の学生を主な対象とし,次世代の放射光利用研究者の発掘と育成を目的として,(財)高輝度光科学研究センターと兵庫県立大の共催で毎年開校され,今年で7回目になります.
SPring-8で活躍する最前線の研究者による講義と実習を組み合わせて行うことにより,放射光の原理と利用研究成果を学ぶと共に,放射光を使う実習によって最先端の実験を体験出来るようなカリキュラムになっています。.
校長からのメッセージ
第3世代の大型放射光施設SPring-8は、赤外線からガンマ線までの広いエネルギー範囲にわたる高輝度な光を発生させることができ、更に、偏光特性、平行性など既存の光源では得られない特性を有するため、放射光でなければできない研究が数多く行われるようになりました。そのため物理、化学、生命科学、地球科学、材料科学、医学などの広い分野にわたって新しい研究分野が開拓されつつあり、いまや科学技術を支える必須の道具となっています。このような研究の最先端と将来への展望を知っていただくために、学部学生以上を対象として、「SPring-8夏の学校」を開校いたします。この夏の学校では、放射光の原理から放射光利用研究まで最前線の研究者による講義、SPring-8の放射光を使った実習、研究者との交流など、放射光の魅力が分るプログラムを用意しています。また、今年度はSPring-8の供用開始10周年にあたり、その記念事業の一環としてSPring-8の初代所長で本夏の学校の設立にもご尽力された上坪宏道先生による特別講演も企画されております。ここ西播磨の地は、宇宙からの煌めく光をはっきり見ることもでき、まさに光の都であります。「SPring-8夏の学校」で最先端の夢の光の威力を体験・実感して、その魅力を存分に味わって下さい。多くの方の入校をお待ちしています。
参加申し込みについて
参加申し込み受付開始しました。こちらのWEB SITEからオンラインで受け付けています。申込締め切りは5月25日(金)です。
なお応募者多数の場合,選考により決定いたします。選考結果は近日中にご連絡します。
実習に参加するためには放射線作業従事者であることが必要です.所属大学で予め登録して下さい.もし,それが不可能な場合はSPring-8で従事者教育(6時間)を行い登録することが可能です.事前に事務局にご相談下さい.
実習に参加するためには,所属大学において学校教育研究災害障害保険に加入していることが必要です.在籍中の大学窓口でご確認下さい.