第11回SPring-8夏の学校
概要
主催: | (財)高輝度光科学研究センター(JASRI: Japan Synchrotron Radiation Research Institute) (独)理化学研究所 播磨研究所、(独)日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究部門、兵庫県立大学大学院物質理学研究科・生命理学研究科、兵庫県立大学高度産業科学技術研究所、関西学院大学大学院理工学研究科、東京大学放射光連携研究機構、岡山大学 |
開催日程: | 2011年7月10日(日)- 7月13日(水) |
開催場所: | SPring-8 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1(播磨科学公園都市) |
参加費: | 無料(但し宿泊費等は自己負担) |
参加対象: | 主として大学院修士(博士前期)課程に在学中の大学院生、及び学部4年生 |
募集人数: | 60名程度 |
申し込み受付期間: | 2011年4月15日(金)- 5月20日(金) |
カリキュラム概要: | - 講義概要 - 実習概要 |
基礎講義(7科目)、実習(16本のビームライン実習の内2科目選択) 終了後に第1日目の講義1〜3から一課題、第2日目の講義4〜7から一課題、実習二科目履修のうち、一課題(合計三課題)のレポートを提出して頂きます。 また、兵庫県立大学大学院物質理学研究科・生命理学研究科、岡山大学大学院自然科学研究科、関西学院大学理工学部では、提出されたレポートを履修単位として認定する際の採点対象とします。 |
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スケジュール: | |
ポスター: |
問い合わせ先
第11回 SPring-8夏の学校事務局 (財)高輝度光科学研究センター 垣口 伸二 (Kakiguchi Shinji)、入潮 慶子(Irishio Keiko) |
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e-mail: | 2011summerschool@spring8.or.jp |
TEL: | 0791-58-0987 |
FAX: | 0791-58-0988 |
前回までの夏の学校については以下をご覧下さい。 | 第12回(2012年) | 第11回(2011年) | 第10回(2010年) | 第9回(2009年) | 第8回(2008年) | 第7回(2007年) | 第6回(2006年) | 第5回(2005年) | 第4回(2004年) | 第3回(2003年) | 第2回(2002年) | 第1回(2001年) | |
SPring-8夏の学校とは何か?
SPring-8は現時点で世界でもっとも輝度の高いX線を発生できる第三世代の大型放射光施設です。SPring-8では、素粒子物理・物性科学・物質科学・生命科学・医学などの幅広い研究活動が行われており、基礎科学から産業応用にまで至る多くの分野で成果が生み出されています。また、キャンパス内では究極のX線源であるX線自由電子レーザー(XFEL)の建設も完了し、今春にはX線レーザーを発振、2011年度内に共用を開始する計画です。
『SPring-8夏の学校』は、大学院修士課程の学生および学部4年生に向けて、次世代の放射光利用研究者の発掘と育成を目的として2000年より毎年開校され、今年で11回目となります。SPring-8で活躍する最前線の研究者による講義と実習を組み合わせて行うことにより,放射光の原理と利用研究成果を学ぶと共に,放射光を使う実習によって最先端の実験を体験出来るようにカリキュラムが準備されています。
校長からのメッセージ
放射光は実にありがたい「希望の光」「夢の光」です。豊かで安心・安全な持続性のある社会の実現は世界中の人たちが望んでいることです。このような社会の実現に物質科学や生命科学の進歩に負うところが大きく、これに放射光が絶大な働きをしているのです。SPring-8は、世界に3つしかない第三世代の大型放射光施設であり、しかもその中でも世界最大の放射光施設です。大学の実験室に設置されているX線発生装置と比較して、赤外線からガンマ線までの広いエネルギー範囲にわたって6~7桁、あるいはそれ以上のX線強度(高輝度)が得られ、かつ平行性、偏光特性などを持っています。SPring-8では、世界各国からの研究者、技術者がこれらの特性を生かした最先端の研究をおこなっており、物理学、化学、工学、材料科学、医学、生命科学、農学、薬学、地球科学、さらにはこれらの融合新分野、また各分野の応用といえる産業利用と、非常に幅広い分野にわたって研究が展開されています。このような研究の最先端と将来への展望を知っていただくために、今後の日本の科学・技術を背負っていただく学部学生以上を対象として、「SPring-8夏の学校」を開校いたします。
この夏の学校では、放射光の発生原理から利用研究まで最前線の研究者による講義、SPring-8の光を使った実習、研究者との交流など、放射光の魅力が分かるプログラムを用意しています。「SPring-8夏の学校」で最先端の「希望の光」「夢の光」の威力を体験・実感して、その魅力を存分に味わってください。最先端で活躍している研究者とのざっくばらんな交流は、将来の道を選ぶヒントが得られるかもしれません。また、ここ西播磨の地は、宇宙から煌めく光をはっきり見ることもでき、まさに光の都です。多くの学生諸君の入校をお待ちしています。
関西学院大学 理工学部 / (独)日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究部門 水木 純一郎
参加申し込みについて
WEBによるオンラインでの受け付けです。参加登録は4月15日(金)午前10時から受け付けます。
参加登録の申し込みは締切らせて頂きました。選考結果はご登録頂いたE-mail宛に6月13日までに通知させて頂きました。ご不明な方は上記事務局までご連絡下さい。
こちらから参加登録をしてください。申込締め切りは5月20日(金)午後5時の予定です。
なお応募者多数の場合は選考により決定いたします。
BL実習に参加するためには放射線作業従事者であることが必要です。所属大学で予め登録して下さい。もしそれが不可能な場合はSPring-8で従事者教育(6時間)を行い登録することが可能です。事前にSPring-8夏の学校事務局までご相談下さい。
実習に参加するためには、所属大学において学校教育研究災害傷害保険に加入していることが必要です。在籍中の大学窓口でご確認下さい。また夏の学校参加に当たっては指導教官等の承諾を得てください。