1.資料の確認を行った。
2.出席が10名、委任状6通で評議員会の成立を確認した。
3.議長として、松井委員が選出された。
4.庶務幹事から第1回評議員会議事録(案)が提案され、評議員によりこれが承認された(資料1)。
5.会費未納者の退会に関する規程について、会長から提案があった。(資料2・3,回収資料)
会則改定案については、資料2のとおり承認された。細則について、第一章に以下の条項を加えることを承認した。
細則 第一章
第3条 3年を超える会費未納者は本会を退会したものとみなされ、会員資格を失う。
第4条 再入会にあたっては、会費未納分(最大3年分)を納付することとする。
この規約改正に関して、以下のような議論があった。
会費納入は、現在は銀行引き落としのみを事務局から案内しているが、以前は、郵便振り込みと銀行引き落としのいずれかを選択することができた。今回議論の対象としている会費未納者は、銀行引き落としにしていない会員である。今後は、会費納入方法を銀行引き落としのみに、一本化した方がいいのではないか。また、会費滞納により退会した会員が再登録する場合には、最大未納3年分の会費(6,000円)を納入すれば復帰できることが提案され、承認された。
6.庶務幹事から、会員登録希望者および退会希望者の報告があり、入会希望者を承認した。(資料4、会員登録書)。
7.庶務幹事から、次期会長選挙および評議員選挙日程について提案があった(資料5)。
会長・来期評議員(半数改選)候補者の推薦を行うために必要な会員のWeb名簿が開示される11/14から、放射光学会・合同シンポジウムにおいて開催される総会までの期間で、会長・評議員候補者推薦の予備選挙、候補者とりまとめ、投票、開票、総会での新会長紹介までを行う手順について説明があった。これに伴い、会長による選挙管理委員長の指名と選挙管理委員会(選挙管理委員3名)を組織することを確認した。
8.10周年記念出版の進捗状況について、会長より説明があった(資料6)。
35研究会のうち、未提出が7件で、そのうち2研究会は辞退という報告があった。これに対して、できるだけ寄稿していただけるよう要請することとした。
また、元・前利用懇談会会長からの2件の寄稿、「XFELの展望について」(未寄稿)、「利用者懇談会の将来展望」(未寄稿)、「顧問からの感想・提言」(未寄稿)および出版は年度内を予定している旨の報告があった。
また、この10周年記念出版の配布についてどのように扱うか、評議員より問題提議があり、議論した。
冊子の配布は研究会の代表・副代表、利用促進委員、評議員について行うが、それ以上の枠については、今後検討し、会員への情報提供の方法としても、Webでの公開(会員のみ閲覧可能にするようにパスワード管理する)や会員としての利益としての配送方法を検討する。
9.平成20年度 放射光学会・合同シンポジウムについて、行事幹事より報告があった(資料7)。本年度の放射光学会・合同シンポジウムは平成21年1月9日〜12日にかけて東京大学において開催され、SPring-8利用者懇談会の総会は1月9日14:00〜15:00に小柴ホールにおいて行われる予定である。
また、総会前の13:00〜14:00に第4会議室において第3回評議員会を行う。
10.編集幹事に代わり黒岩庶務幹事より、利用者情報誌への第1期研究会の「研究会報告」の掲載状況について、報告があった(資料8)。
現時点でのSPring-8利用者情報「研究会報告」への掲載状況は、34研究会中21件であるが、利用者情報の発行回数が従来の年6回から年4回に縮小されたため、現時点で第2期研究会の報告まで至っていない。利用者情報の「研究会報告」の計画は、利用懇、特に各研究会の活動方針や状況、研究成果等を報告し、各研究会のSPring-8利用技術の発表およびSPring-8利用研究の推進・高度化を目指す目的であり、できるだけ新しい情報を掲載することが望ましいことから、第1期と第2期の研究会活動の報告についてバランスをとりながら、掲載の順序について検討を行うことが提案された。
また、第2期の各研究会に対しては、活動状況などを利用者情報へ2〜3年に1回程度で掲載することを奨励することとした。
11.広報幹事より、会員名簿のWeb掲載と利用懇のHPの状況について報告があった(資料9)。
会長・評議員選挙に間に合うよう、Web名簿のデータ更新作業を事務局の全面的な協力を得て進めており、Web名簿は11月中旬に公開を予定している。Web名簿のシステム開発費として、1,522,500円を計上しており、その後の年間維持費は約20万円であるとの報告があった。
また、年度毎でのパスワードの更新は行わないこととした。現在、利用懇のWebから、各研究会の設立趣旨等を閲覧できるよう更新した。
12. 利用促進委員会および研究活動について、利用幹事と利用促進委員会委員長から報告があった(資料10。)
平成20年度SPring-8利用者懇談会第1回利用促進委員会委員について報告があった。また、第2期研究会に対して、平成20年9月29日付けで新規設置申請があり、これをメール審議にて承認したとの報告があった。ただし、すでに今年度の研究活動費配分が決定されているため、当該研究会について今年度は活動費の分担を行わないこととした。また、第2期研究会開催状況についての報告があった。
13.その他
これまでは、退会者に対して、会費未納分を請求していなかったが、今後どのようにするかについての議論があった。
平成20年度はこのまま、退会を認め、未納分を請求しないこととすることが提案された。自動退会についてはメール審議により評議員会の承認を得たので、続いて、自己申告による退会を今後検討することとした。 |